第３回 アカンサス音楽祭「オーケストラの日」

若き音楽家たちにエールを。今年もまた「藝大の音」に出逢う至福の音楽祭

芸術と藝大を取り巻く諸環境が年々厳しさを増す中で、その状況を音楽愛好家の皆様にご理解いただき、若き音楽家たちを支援する
ため、本学音楽学部出身者と音楽学部同声会（同窓会）は2023年に「東京藝術大学アカンサス音楽祭」を立ち上げました。
過去2回の音楽祭では、多くの皆様のご支援とご来場を賜り、盛況のうちに開催されました。

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第３回 東京藝術大学アカンサス音楽祭2025　「オーケストラの日」

松尾葉子 指揮×東京藝術大学アカンサスフェスティバル?オーケストラ

◆曲目

ビゼー：《アルルの女》第２組曲

トマジ：サクソフォン協奏曲

サン＝サーンス：交響曲第３番 ハ短調 op.78《オルガン付き》

◆出演者

指揮：松尾葉子
MATSUO Yoko, Cond
1982年に仏ブザンソン国際指揮者コンクールで女性として史上初、日本人としては小澤征爾についで二人目の優勝という壮挙を果たす。名古屋生まれ。81年仏留学、パリ?エコールノルマル音楽院指揮科でピエール?デルヴォー氏に師事。99年セントラル愛知交響楽団常任指揮者に就任。2001年カーネギーホールにてベートーヴェンの第九を指揮。17年1月にはアムステルダム?コンセルトヘボウにて「ヴェルディ：レクイエム」を演奏し、好評を博す。著書に「指揮者にミューズが微笑んだ」（2003論創社）、「指揮者、この瞬間」（2008樹立社）のほか、マスコミでの執筆多数。東京藝術大学指揮科教官を30年間務め、2015年～20年、愛知県立芸術大学客員教授。平成28年度愛知県芸術文化選奨を受賞。ブザンソン交響楽団、パリ?ラムルー管弦楽団、ブリュッセルの放送オーケストラ、モンテカルロ?フィル客演。現在セントラル愛知交響楽団特別客演指揮者、トリフォニーホール?ジュニアオーケストラ創立名誉指揮者。

サクソフォン：須川展也
SUGAWA Nobuya, Sax
日本が世界に誇るクラシカル?サクソフォン奏者。国内外の著名オーケストラと多数共演。またウィーンのムジークフェラインをはじめ30ヶ国以上で公演やマスタークラスを行っている。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。2002年NHK連続テレビ小説「さくら」テーマ曲演奏。トルヴェール?クヮルテット（サクソフォン四重奏）のメンバー、東京藝術大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。

オルガン：廣江理枝
HIROE Rie, Org
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。東京藝術大学大学院オルガン専攻修了。DAAD（ドイツ学術交流会）奨学生として、ハノーファーならびにシュトゥットガルト音楽演劇大学に学び、国家演奏家資格を取得。オーデンセ、及び武蔵野市の各国際オルガンコンクール最高位、シャルトル大聖堂国際オルガンコンクール第1位と聴衆賞。各国での演奏ツアー後に帰国し、多彩な録音?演奏活動の傍ら国際コンクールの審査員を多く務める。東京藝術大学音楽学部教授。（一社）日本オルガニスト協会副会長、日本オルガン研究会会員、ドイツ語福音教会オルガニスト。

管弦楽：東京藝大アカンサスフェスティバル?オーケストラ
TOKYO GEIDAI ACANTHUS MUSIC FESTIVAL ORCHESTRA
すべて藝大出身者、藝大関係者、藝大生による特別編成のオーケストラ。国内外でオーケストラ楽団員、ソリスト、音楽大学教員、フリーランス等として活躍する演奏家たちが、本演奏会の趣旨に賛同して集結。コンサートマスターは、第1回より澤和樹（前学長）が務めている。

※スケジュール?曲目?出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。