学長と話そうコンサート　和樹の部屋　第一回「さだまさしの復讐劇」

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学長と話そうコンサート　
和樹の部屋　

第一回「さだまさしの復讐劇」

かつて東京藝大を一度志したさだが、長き時を経てくぐるその門。
SAWA と SADA、似て非なる唯一無二の二人が語り奏でる、音楽、芸術、教育、時代、ヴァイオリン。?

?▊ご挨拶

　この度、東京藝術大学が誇る奏楽堂を舞台に、さまざまなゲストをお迎えする「学長と話そうコンサート～和樹の部屋」をスタートすることにいたしました。記念すべき第１回目のゲストは、さだまさしさん。中学生頃までは、藝大の附属高校を目指していたヴァイオリン少年で、私自身も田舎から東京までレッスンに通った名教師、鷲見三郎先生の同門という間柄です。私が藝大に入学した年に「グレープ」としてデビューされた時のさださんの美しいヴァイオリンの音色は、今でも鮮明に思い出すことができます。今回の舞台となる奏楽堂は、1,100席の座席を有し、壮大なパイプオルガンを備えた本格的なコンサートホールです。1998年に建設されて以来、学生や教員の教育研究成果の発表の場としてだけでなく、開かれた藝大の象徴として大学美術館とともに一般の皆さまにも質の高い音楽や芸術に親しんでいただく貴重な文化施設となっています。今後もこの大切な奏楽堂や大学美術館を何十年にもわたって藝大の伝統として次世代に継承して行かねばなりません。一方で、奏楽堂や美術館が建設された当時から20年余りで、国立大学等への施設整備予算は激減しており、立派な施設ゆえにかかる保守管理等の負担についても、大きく大学の財政にのしかかっています。
今回、さださんと所属事務所の格別のご理解とご配慮により、このコンサートの収益を奏楽堂や大学美術館の保守管理等の経費に充てることに賛同してくださいました。さださんとのご縁を繋いでくださった箭内道彦先生を交えての三つ巴トークバトル、さだ VS さわのヴァイオリン一騎打ち（？）、廣江理枝先生のオルガンや藝大生によるアンサンブルとの共演など、超レアなイベントにご期待ください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京藝術大学長　 澤　和樹

まさか藝大で、まさか澤先生と。人生にはまさかがつきものですがやれ嬉しや恐ろしや。
いかが相成りますことやら。ワクワクドキドキの毎日であります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さだまさし

█　曲目

「精霊流し」「北の国から」 ほか　with?和樹の部屋アンサンブル

?█　出演

客人：さだまさし　　　主人：澤　和樹　
プロデュース?MC：箭内道彦　　　パイプオルガン演奏：廣江理枝

※スケジュール?曲目?出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。