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大学院映像研究科「上野校地シアター2013(後期)」の開催について

2013年10月22日 | イベント, 全て

大学院映像研究科「上野校地シアター2013(後期)」10月から11月にかけて本学美術学部第一講義室にて「上野校地シアター2013(後期)」を開催します。

 本学大学院映像研究科がこれまで横浜地区のみで開催していた映画専攻及びアニメーション専攻修了作品の無料上映会を上野校地で開催し、より多くの方々に映像研究科の作品を見て頂く機会を設け、映像研究科を知って頂きたいと考えております。

 上映会では映像研究科修了生作品の上映のほかに、各専攻教員、上映作品制作者などによる対談を行います。

 皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

 

日時 ◇映画専攻修了生作品上映
 2013年10月29日(火)18:15開演(17:45開場)
◇アニメーション専攻学生作品上映
 2013年11月12日(火)18:15開演(17:45開場)
◇メディア映像専攻
 2013年11月19日(火)18:15開演(17:45開場)
会場 東京藝術大学美術学部中央棟第一講義室
 >> 来校案内
入場料 無料
主催 東京藝術大学大学院映像研究科
お問い合わせ 東京藝術大学大学院映像研究科事務室 TEL:050-5525-2671 または 045-650-6200

■映画専攻修了生作品上映■

2013年10月29日(火) 18:15開演 (17:45開場)

上映作品:
『ビューティフルニューベイエリアプロジェクト』監督:黒沢清(2013年修了作品)
『理容師』監督:秋野翔一(2011年修了作品)
対談:秋野翔一×黒沢清
◇秋野翔一(あきの しょういち)
1985年、東京都出身。2009年東京工芸大学芸術学部映像学科卒業。山川直人に師事。
2009年、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域入学(5期生)。
黒沢清、北野武に師事。
2011年、本学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了
修了制作『理容師』が第65回カンヌ国際映画祭シネフォンダシヨン部門に出品された。
-主な監督作品-
『ライムキャッチボール』(2009)/『紙風船』(2011)/『理容師』(2012)
◇黒沢 清(くろさわ きよし)
本学映像研究科映画専攻教授、監督領域
1955年生まれ。大学在学中より8mm映画を起点にした創作活動を続け、その後ジャンルを問わず精力的に38作品を監督。代表作に『CURE』『カリスマ』『アカルイミライ』など。『回路』は第54回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、『トウキョウソナタ』は第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞を受賞。海外でしばしば黒沢清特集が組まれるなど、国際的に最も注目されている作家である。『映画はおそろしい』など映画批評、ノベライズの著書も多数。

■アニメーション専攻学生作品上映■

2013年11月12日(火)18:15開演(17:45開場)
2度目の今回は、アニメーション表現と、そのベースとなるアートコンセプトのバリエーションを知って頂く大学院生達の作品群を上映します。毎年本学をはじめ日本中、そして国外の大学から、そして社会人も集まる本専攻の多様性を感じて頂ける内容です。上映後トークでは、在学中から映画祭などに積極的にかかわる修士学生と、映像ディレクターとしてグローバルに活躍する修了生が登壇します。

上映作品:
コーポ日々草のくらし』若井麻奈美
『花と嫁』川口恵理
『PART BLUE』ソン?ヨンソン
『収集家の散歩』大見明子
『creator』河野宏樹
『くちゃお』奥田昌輝
『かくれん坊』白石慶子
『穴』牧野惇
『夕化粧』胡ユェンユェン
※上映時間 計61分49秒
対談:牧野惇×若井麻奈美×伊藤有壱
◇牧野惇(Animation director/第2期修了生)
2006年からチェコのUMPRUM のTV & Film Graphic Design学科でイジー?バルタとヤン?バレイなどチェコを代表する監督の下、ドローイングアニメーション、パペットアニメーションを3年間学ぶ。帰国後、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻に入学。2010年、プラハに拠点を置く“Eallin”の支社である”Eallin Japan”のアニメーションディレクターとして、現在までドローイングアニメーションを中心に、PV/モーショングラフィック/TVグラフィックなども幅広く手掛ける。?
◇若井麻奈美/manami wakai(本学大学院映像研究科修士課程アニメーション専攻2年)
2012年多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業し、東京藝術大学映像研究科アニメーション専攻へ入学。学部のときに制作したアニメーション 「SANKAKU」は第16回学生CGコンテスト最優秀賞などを受賞。「コーポにちにち草のくらし」は沖縄国際映画祭にて特別賞、札幌国際短編映画祭で最優秀チルドレンショート賞を受賞。2013年よりFOGHORNにマネジメントを委託。?
◇伊藤有壱:本学大学院映像研究科アニメーション専攻教授

■メディア映像専攻対談『映像の成立の仕方』■

2013年11月19日(火)18:15開演(17:45開場)

出演者:
越田乃梨子×関友太郎×佐藤雅彦
◇越田乃梨子(こしだ?のりこ)
2008年本学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。複数のカメラを用いた独自の撮影手法とシンプルな仕掛けで、ビデオというメディアを強く意識した作品を制作。これまでに2009年「歪んだ瞬間」(川崎市市民ミュージアム)や10年「第2回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)、「エマージェンシーズ!015 越田乃梨子『机上の岸にて』」(ICC)で作品が紹介されている。
◇関友太郎(せき?ゆうたろう)
2012年本学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。修了制作では、ある夫婦の日常生活が、時間や場所的な連続性を伴わないカットつなぎによって描かれる短編映像「わたしたちは洗車を旅行がしたい」を制作。イメージと言葉の関係性が乖離していく中で、鑑賞者がどのように映画(=物語)を読み取っていくのかを問う作品を制作してきた。2012年、NHKに入局し、連続テレビ小説や 、そのPR番組制作に携わっている。
◇佐藤雅彦(さとう?まさひこ)
大学院映像研究科メディア映像専攻教授