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「国際フォーラム:現代アートにおける社会実践 INTERNATIONAL FORUM: SOCIAL PRACTICE IN CONTEMPORARY ART」の開催について

2013年10月25日 | イベント, 全て

2013102510月31日(木)、取手校地メディア教育棟において「国際フォーラム: 現代アートにおける社会実践」を開催いたします。

 東京藝術大学では、次代を担い、世界に通用する創造性豊かな新進芸術家の育成を目的に、海外の優れた指導者を招聘し、新進芸術家育成事業を行っています。今年度はグローバル世界に必須な芸術の社会実践[ソーシャルプラクティス]をおこなうアレハンドロ?ハイエーク[Alejandro Haiek]氏を招聘、公募選抜の新進芸術家6名を対象に、本学取手校地でワークショップを開催しました。

 本フォーラムでは、4つのプログラムを通して、現代アートにおける社会実践の文脈を明らかにし、グローバルな今日の社会実践の事例と課題を提示、その芸術家育成に向け、大学が担う役割と課題を検証します。また、今回のワークショップの成果を「AIR ROOF and Beyond」展にて発表いたします。

 基調講演:「Culture in Action」メアリー?ジェイン?ジェイコブ氏
 ジェイコブ氏による1990年代のシカゴの芸術の革新的実験は、今日、社会実践として知られています。芸術の社会的行為を、建築における芸術実践の文脈に位置づけ、社会背景と伴に大学が担った役割とその活動を提示します。ジェイコブ氏は、キュレーターとして、何百にも及ぶ展覧会、特定の場所やコミュニティに根ざした事業計画、公開講座を手がけ、プロセスを共有し、アート実践と開かれた言説構築に貢献。現在シカゴ美術館付属美術大学教授、展示?展示研究統括ディレクターとして活躍しています。

 特別対談では、東京都現代美術館のチーフキュレーターを務める長谷川祐子氏による今日のグローバルな社会実践の紹介につづき、今年度招聘アーティストであるアレハンドロ?ハイエーク氏による社会実践のコンセプトの紹介を通じて、本事業におけるワークショップに焦点を絞っていきます。

 展示ツアーでは、アレハンドロ?ハイエーク氏と今回選抜された新進芸術家6名によるワークショップの成果である「AIR ROOF and Beyond」をご覧頂きます。

 さらに、討議では東京藝術大学美術学部教員をはじめ、本事業の参加者により、本事業の学際的な取り組みや、社会実践の芸術家育成に、大学が担う役割や具体的な課題などを討議します。

日時 2013年10月31日(木)14:00~18:30
会場

東京藝術大学取手校地メディア教育棟
 >> 来校案内

参加費 無料
主催 文化庁/東京藝術大学
制作

東京藝術大学
文化庁委託事業「平成25年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

問い合わせ

〒302-0001 茨城県取手市小文間5000番地
東京藝術大学取手校地事務室
担当:志賀 潔
TEL:050-5525-2543 FAX:0297-73-9171