8月3日、衛藤大臣、宮田文化庁長官、杉浦文化庁審議官が東京藝術大学大学美術館で開催している「あるがままのアート ?人知れず表現し続ける者たち?」「TURN on the EARTH ~わたしはちきゅうのこだま~」を視察されました。
特別展「あるがままのアート ?人知れず表現し続ける者たち?」「TURN on the EARTH ~わたしはちきゅうのこだま~」は文化庁が展開する「日本博」の事業でもあり、澤学長、秋元大学美術館長、日比野美術学部長らの解説で鑑賞されました。
(左から、清水明日本芸術文化振興会理事、杉浦文化庁審議官、澤学長、衛藤大臣、日比野美術学部長、秋元大学美術館長)
(左から、日比野美術学部長、宮田文化庁長官、澤学長、秋元大学美術館長)
【特別展「あるがままのアート ?人知れず表現し続ける者たち?」】
既存の美術や流行、教育、障害の有無などに左右されず、ただひたすら自由に独自の世界を創造し続けるアーティストたちの特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」を開催いたします。20世紀初頭に新しいアートとして「発見」された独学のアーティストたちの作品―それは、新たな時代を創造するインスピレーションとして、20世紀初頭の美術の世界に衝撃を与え、広く認識されていきました。今日においても、その重要性は変わることなく、むしろ以前にも増して、自由で、多様な価値をもたらす創造的な世界として、アートに留まることなく、広く社会に受け入れられています。それらは、「人間とは何か」という根源的で、本質的な問いを発し、様々な価値観をもたらすアートとして、文化的に重要な役割を担っています。世界的に注目を集める「あるがままのアート」の世界を、近年、国内外で注目集めるアーティストたち総勢25名の約200点の作品を通して紹介していきます。
会場では、作品と同時にEテレ?NHKワールドで放送中のドキュメンタリー番組「no art, no life」、2017年から放送を続けている「人知れず表現し続ける者たち」の映像も併せて紹介し、アーティストたちの創作の様子や日々の生活をお伝えします。魅力的で、多様性にあふれる作品世界と人間味あふれるアーティストたちの様子をご覧ください。
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【TURN on the EARTH ~わたしはちきゅうのこだま~?】
展示室全体(530㎡)を透明感のある21色の生地(全長約600m)で10の共鳴空間を創り、海外でのTURNプロジェクトに参加した10組のアーティストの作品を展示します。作品は現地で行ってきた交流活動をもとに、各アーティストが新たに国内でDOORの受講生とワークショップを行い制作しました。また、海外での活動の様子等は共鳴空間の中にAR(拡張現実)を使って紹介し、来場者にTURNの交流をより体感していただける新たな展覧会の試みを行っています。オンライン上ではいつでも、どこからでも展覧会場で展示されている作品の制作過程を体験できるプログラムも随時展開していますので同時にお楽しみください。
「TURN on the EARTH ~わたしはちきゅうのこだま~」は?9月6日(日)まで開催致します。
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